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お米の広場

お米ができるまで

3月~5月

苗づくり

米作りは春の雪解けとともに始まります。
4月になると、土が入った苗箱の中に種もみをまき、苗作りが始まります。大切なお米の赤ちゃんを、ビニールハウスの中で大切に育てます。

田起こし

昔の人は、牛や馬を使って田を耕していましたが、今は、トラクターで耕します。田起こしは、冬の間雪の下に閉ざされ、固まった土を掘り起こし、やわらかくほぐす作業です。これによって代(しろ)かきがしやすくなります。

代かき(しろかき)

田起こしが終わると、次は代かきです。用水路から水を引き田んぼに水を張ります。そして、肥料をまいてトラクターでどろんこになるようにかき混ぜ、土をたいらにします。これで、田植えの準備はできあがりです。

田植え

5月10日頃、いよいよ田植えが始まります。田植え機は、4条植え、6条植えなどの種類がありますが、石井農場では8条植えのものを使っています。これは、8列の稲を一度に植えることができるというものです。これによって、広い田んぼもどんどん植えることができます。
でも、機械で植えることのできない田んぼの端っこは、今でも手で植えているんですよ。
今も昔も、田植えは一家総出の一番忙しい時期です。

6月~8月

肥料やり・除草

田植えから稲刈りの間も、気候や稲の様子を見て、水や肥料の調節をしたり、病気や害虫の予防にも気を配ります。さらに田んぼや周辺の草刈りも大切な作業です。
梅雨の頃になると、稲のかぶが大きくなり、丈もどんどん伸び始めます。
出穂は、例年8月5日頃です。稲が水を欲する時です。

9月~11月

稲刈り

秋になると、田んぼは黄金色に輝きます。稲は深くこうべを垂れ、収穫の時を告げます。
コンバインは、稲を刈ると同時に、脱穀も行ないます。写真のコンバインの横についている筒状のものは、脱穀したもみをトラックに積みかえる時のためのものです。その後、刈り取られた籾(もみ)は乾燥させ、大きなタンクで貯蔵します。冬期間中は自然の冷蔵庫で保管され春を迎え暖かくなるまでに籾すりを終えて、低温倉庫に貯蔵されます。

低温倉庫で貯蔵

運ばれた籾は、低温倉庫で、新鮮な状態で貯蔵されます。石井農場では、精米機も低温倉庫の中にすっぽりと入っているので、籾の状態から袋詰めまで、きっちりと保管されます。
そして、お客様へ発送する時は、一番いいタイミングで精米をし、とれたて・新鮮な状態でお届けしています。

12月~2月

田んぼのお休み

冬の間、田んぼは雪に閉ざされます。次の春に向けて土をゆっくり休ませます。
3月になり、雪がとけ出すと、北へ帰る途中の白鳥たちが、田んぼで土中の虫を食べながらひと休み。こんな様子を間近で見ることができます。さあ、春の訪れはもうすぐです!

美味しいごはんの炊き方

美味しいごはんの炊き方

丹精込めて大切に育てたあきたこまちを最高の状態でお召し上がりいただくため、ごはんの炊き方のポイントをご紹介いたします。余ったごはんはラップを冷凍すると保存がきくうえ、時間が経っても美味しくお召し上がりいただけます。

Step 1
お米を計る

計量カップで、米を「すりきり」ではかります。

Step 2
お米を洗う

1回目の洗米はぬかが多く出ますので、多目の水で数回混ぜるようにとぎ、すぐ水を捨てます。
軽くかき混ぜ、あまり力を入れないで10~20回とぎます。これを水を替えながら濁りがなくなるまで4~5回繰り返します。
最近のお米は精米機の精度アップにより、米ぬかの付着が少なくなりました。ゴシゴシと昔のように力を入れてとぐと、逆にお米が割れて、米の中のでんぷんが溶け出し、べたっとしたごはんになってしまいます。

Step 3
水にひたす

洗ってすぐに炊飯すると、米の内部に十分に水が浸透せず、パサパサしたごはんになってしまいます。少なくても30分は水にひたしておいてから、炊飯器のスイッチを入れてください。夏場は30分、春・秋は1時間、冬は2時間位水を吸わせてください。

Step 4
炊飯

炊飯器は熱量が命ですので、ワット数の高い炊飯器が美味しく炊けます。特にIH炊飯ジャーはおすすめです。ごはんがなかなか美味しく炊けない方は、炊飯器を見直してみてください。

Step 5
蒸らす

炊き上がったら、10~15分位そのまま蒸らします。これは、ごはん粒の水分が均一になるようにするためです。
炊飯器によっては、蒸らしが終わった時点でスイッチが切れるものや、ガス炊飯器でも、蒸らしが終わったことを合図する機能がついたものもあるようです。詳しくはお持ちの炊飯器の説明書をご覧ください。

Step 6
ほぐす

蒸らしが終わったら、ごはん粒をつぶさないように底から大きく掘り起こすように混ぜます。余分な水蒸気がにげて、ふっくらとした美味しいごはんが炊き上がります。

お米の保存方法

お米を美味しくお召し上がりいただくためにはその保存方法も重要となります。当農場のあきたこまちを最も美味しくお召し上がりいただくため、下記の保存方法をお試しください。

直射日光をさける

日光の当たるところにお米を置くと、ひび割れしたり、鮮度が落ちる原因になります。

湿気の無い場所におく

たとえば流しの下は、湿気が多く、カビや細菌が発生しやすくなります。木の容器は、木が湿度を調整してくれますのでお米の保存には適しています。米びつなどの容器に入れている場合は、定期的に米びつを空にして、内側をきれいに拭いて乾燥させてください。

涼しい場所におく

お米は高温になると虫が発生することがあります。涼しい場所に保存し、容器はこまめに清掃してください。たかのつめや備長炭を入れておくと虫対策の予防になります。

長期保存・夏場は冷蔵庫へ

精米したお米の品質保持の目安は、夏で1ヶ月、冬で2ヶ月くらいですが、ビニール袋やタッパーに入れてしっかり密封して冷蔵庫の中に入れれば長期の保存ができます。
ペットボトルに入れても保管しやすいですよ。

無洗米について

無洗米について

便利でお得な無洗米をご存じですか?

無洗米はとぎ洗いをせず、水を注ぎ、しばらく置いたあとそのまま炊くことができます。何度も水を変える必要がないため水道代もお得です。また炊事排水を抑えられるため生活排水の減少につながり、環境にも優しいお米です。アウトドアやキャンプの時などにもおすすめのこのお米を美味しく炊くポイントは水加減。炊飯器の目盛より、米1カップあたり5~10%程度(1カップあたり大さじ1~2杯)多く、水を入れてください。

農林水産省新ガイドラインによる表示

特別栽培米

節減対象農薬 当地比 5割減
化学肥料(窒素成分) 当地比 5割減
栽培責任者 石井 雅樹
住所: 秋田県南秋田郡大潟村字西1-4-10
連絡先: 0185-45-2884
確認責任者 木須 正剛
住所: 秋田県南秋田郡大潟村字西3-4-18
連絡先: 0185-45-2920
精米確認者 石井 玲子
住所: 秋田県南秋田郡大潟村字西1-4-10
連絡先: 0185-45-2884

節減対象農薬の使用状況

使用資材名 用途 使用回数
オキソリニック酸 殺菌 1回
プロクロラズ 1回
ヒドロキシイソキサゾール 1回
オキサジクロメホン 除草 1回
クロメプロップ 1回
ベンスルフロンメチル 1回